Unity認定プログラマって?
Unity公式の認定試験です。プログラマ向けと3Dアーティスト向けに分かれています。
初級:認定アソシエイト
中級:認定プログラマ、3Dアーティスト
上級:ゲームプレイプログラマ、テクニカルアーティスト(リギング・アニメーション)、テクニカルアーティスト(シェーディング、エフェクト)
今回、合格したのは中級にあたる認定プログラマです。
資格として取る価値はある?
結論から言いますと、積極的には勧めづらいかなと思ってます。合格するとSNSでUnity認定プログラマを名乗れるようになります。その意味では、箔が付いたと言えるかもしれません。但し、合格のメリットは上記ぐらいで、資格の有効期間は2年です。短い…。(AWS認定試験は有効期間3年です)
勧めづらい一番の理由は受験料です。日本円で36000円らいかかります。私も、会社から受験料を補助してもらって受けました。受験料の補助がない場合は、コスパが非常に悪いかなと思います。
勉強期間
勉強期間は2週間です。但しあくまで試験対策のために費やした期間であり、趣味でUnityの一通りの機能を触っていたため0から勉強を始めたわけではないです。
認定試験に向けてやったこと
受験を考えている方もいるかと思いますのでやったこと書いておきます。但し、問題の開示は禁止されているので差し支えない範囲で書きます。
試験対策でまずやることは、試験の出題範囲と問題形式を知ることです。試験概要に試験範囲と例題が載っているため熟読しておきます。
試験概要を見てもらえば分かりますが、Unityの機能が幅広く出題されます。普段開発で使っていない機能も出題対象になるかもしれないため出題範囲に含まれる機能は一通り勉強しておく必要があります。盲点になりやすいのが、 Unity AnalyticsやUnity CollaborateなどのUnityサービスです。
勉強に使える書籍は2019年時点ではありません。各自で出題範囲を参考に勉強する必要があります。2019年7月からですが、PracticeTestと呼ばれる模擬試験が公式より利用可能になりました。日本円で13000円ぐらいするため、模擬試験としては高価ですが本番と同じ形式でWeb上で受講できます。問題と解答、解説がつきます。認定プログラマの情報がまったく出回っていない現状では、他に頼るものがないため PracticeTest の利用をおすすめします。
注意点としては、2019年8月時点では、日本語対応がされておらず英語で模擬問題を解くことになります。(認定試験自体は、日本語で受験できます)
所感
Unity認定試験に関しては情報があまりに出てこないため流行っていないのでしょうね。Unityからもう少し資格取得を推してもらえれば嬉しいなと思います。あと受験料が高すぎるので下げてほしいですね。ベンダー資格は高いのが多いですが、AWS認定試験の2、3倍の費用がかかるのはどうかと思います。しばらく先にはなりそうですが、上級の ゲームプレイプログラマ、テクニカルアーティストもありますのでどこかのタイミングで取得してみても良いかなとは思ってます。